魔物のメイドの設定
魔物の中にはメイドあるいは執事になることを情念として持っているものがいるという設定です。
しかし彼女らあるいは彼らは人間とは少し違った独自の価値観とプライドを持っています。
そのため、「主人が魔物のメイドを選ぶ」のではなく「魔物のメイドが主人を選ぶ」ことが多いです。
魔物のメイドの多くは卓越した戦闘力と家事の能力、性行為技術を持ち合わせているので、
彼女らに選ばれた主人は人間のメイドを100人雇うよりも幸せな生活を送れると言われています。
ただし、彼女らが仕えるのは大抵の場合大きな器を持つ上級の魔族であり、人間に仕えることは非常に稀です。
たまに大金持ちの人間が手回しをして魔物のメイドを無理に雇うこともありますが、殆どの場合不幸な結果に終わります。
魔物のメイドが気に入らない主人に仕えることになった時、彼女らは自分を主人に合わせることはしません。
主人を自分に合わせて変えてしまうのです。
そのために彼女らは様々なコントロール技術を持っており、去勢術もその一つです。
(彼女らの去勢術は非常に強い快楽を伴うため、回復手段がある場合は気に入った主人に用いることもあります。)
彼女らを無理に雇った主人は数ヶ月の内に「ただ生きているだけ」の無気力な抜け殻となってしまうでしょう。
人間を襲うことは少なくとも、彼女らも魔物であるということを忘れてはいけないのです。
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No title
主人に対する感情はどういったものか、生殖は可能か、どういった存在につくられたのか、などなどとても気になります
No title
コメントありがとうございます。
ちょうど今、ヴィリエさんではありませんが、
スペース人さんのイラストでロボ娘とその制作者の同人CG集を作っているので、
なかなかタイムリーな質問ですね。
ヴィリエさんは主人公に対して恋愛感情は持っていませんが、
評価システムでは仕える主人として高く評価しています。
生殖は不可能です。
制作者は、魔族の機械工です。
独立して行動できる高度な知能を持ち、
また永久動力を持つヴィリエのようなロボットは、
魔族の機械工の中でも一握りの高度な技術者にしか作れないという設定です。
No title
これはまた作品を数倍楽しめる設定ですね
高度な技術者によって制作された主人に恋愛感情を一切持たないアンドロイド……自分の趣味嗜好にドストライクで、そんな世界観とキャラクターを生み出した雪見日和先生には感謝の思いでいっぱいです
雪見日和先生、そしてスペース人先生の次回作とこれからのご活躍、期待しております。