意外に奥深いボールペンの種類と選び方
手帳そのものは不満のないものがすぐに見つかったのですがボールペンを長く模索していました。
ネットの情報、愛読誌MONOQLO、自分で何本も買って試した経験からの選び方を記しておきます。
まず種類分けについて。
インクの溶媒は大きく分けて3種類あります。
・油性…線が途切れやすい。乾くのが早い。耐水性が高く耐油性が低め。
・ゲル…インクの出が良い。乾く早さは普通。耐水性が低めで耐油性が高め。
・水性…インクの出が良い。乾くのが遅い。耐水性が低く耐油性が高い。
また、インクの色素が大きく分けて2種類あります。
・染料…安価。発色が良い。耐光性が低め。
・顔料…やや高価。色がやや薄め。耐光性が高め。
日常用には顔料ゲルインクがおすすめです。
紙に斜めにペン先が当たってもスラスラ書くことができます。
私のおすすめ製品はサラサシリーズです。
手帳用には染料油性インクがおすすめです。
最近は低粘度のものが人気ですが、染料のものが多いです。
ただ手帳用なら耐光性はある程度カバーされます。
それとここが個人的に大切なポイントなのですが、修正ペンに強いです。
ゲルインクで修正ペンの上に書くと、乾いてもインク擦れが激しく発生するのです。
というわけで、修正ペンを使ってきっちりミスを取り消したい派には油性がおすすめです。
私のおすすめ製品はアクロシリーズです。
専門家ではありませんし好みも分かれる部分なので必ず当てはまると確約はできませんが、
結構時間をかけて得た知見なので参考になればと思います。